PORTFOLIO

Red

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自然、地球、発想、心と心、母親、仲間、好きな物、そして DNA の記憶。 ここに存在できてるのも、すべてつながりがあるから。 一本の糸が運命の赤い縄に変わるとき、記憶の中の本能が蘇る。

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この作品のシリーズのテーマは、『つながり』です。私は、縛りのパフォーマンス、縄を使った写真作品づくりや現代アート、ワーク ショップなどを世界各地で行っています。誰かを縛る時、とらえる、縛りつけるといった感覚ではなく、相手との『つながり』を一 番に感じます。縛る手つきは、嘘をつかない。縄は糸電話のように相手と自分とを結びつける、そんな感覚になります。相手を思い やる気持ちで縛ると、相手が求めるタイミング、場所、強さで縛ることができます。その時つくり出されるラインは、波が岩肌を削 り崖ができるように、まるで大自然のなか出来上がったような、自分とその相手だけのラインとなります。私はそれが素晴らしく、 美しいと感じます。この作品は、母親、先祖、自然、仲間、DNA、未来、心と心、ひらめきなど、様々なものとの繋がりを表現して います。人間は決して一人ではない。どこかで誰かと繋がっていて、さみしくはなく、だからこそ、すべての行動に対し責任もあり ます。作品中、赤い縄を使っているのは、血や運命の赤い糸のような『繋がり』を強固に見せたいから。そして白い世界は無垢な気 持ちを表しています。インターネットが普及し便利な世の中になりましたが、私たちは本当の意味でのふれあいを、繋がりを忘れて はいないでしょうか。是非、かつての大切な人や出来事を思い浮かべて見て頂きたいと思います。

最初にやった神保町画廊で5日間で3000人の来場を記録し好評を得て、その後、新宿座(東京)、OYOYO(北海道)、リトルモア(台湾・台北)、G788(アメリカ・ボルティモア)と全3カ国、5会場で展示を行う。